2015年7月20日月曜日

男性更年期障害とうつ病。治療の現実。

私は数件の心療内科、精神科でうつ病と診断されていました。通った病院は有名な大学病院か
ら、テレビに出演している有名な心療科医と様々です。ある病院では躁鬱病とも診断されました。
またとある病院では低血糖症とも診断されました。

通院した全ての心療内科、精神科で「男性更年期障害」とは診断されなかったのです。

私の調べた所、既に10年以上も前(2003年)にNHKで「働き盛りを襲う 男の更年期障害」を放送していて、その後もNHKでは何度も男性更年期障害(LOH症候群)については取り上げていて、その症状が、うつ病と非常に酷似している事も、テレビで伝えていたのです。

しかし心療内科医、精神科医は勉強不足なのか、血液検査すら行いません。採血する看護婦がい
ない病院がほとんどです。

今は技術も進歩して、うつ病かどうかを判断するのに光トポグラフィーリン酸エタノールアミン(PEA)の血液検査があります。これもほとんどの心療内科では行っていません。

問診だけで病名を判断するのです。しかも経験上長くて20分位でしょうか。
これだけの時間で一体患者の何がわかるのでしょうか?
こういった現実が今の治療の実態だと思います。

そしてうつ病と診断されれば、必ず薬を出します。

ここから負のスパイラルに陥るのです。(実際に薬で寛解した方がどれ位いるのか知りたいです)

一か所の心療内科に一年以上通って症状が良くならなければ、多分その先生に病気を治す実力はないでしょう。

私は自ら光トポグラフィー検査を受けうつ病でない事が分かりましたが、それまでにうつ病治療
に費やした期間は3年以上です。かかった費用も莫大です。

意味もなく様々な薬を飲み続けていたのです。相当な副作用、離脱症状も体験しました。

現在は男性更年期障害の適切な治療(泌尿器科)を受け、仕事に復帰できるようになりました。
しかし現在も、抗うつ薬、抗不安薬の離脱症状を避けるため、徐々に減薬していて、完全断薬には至っていません。この抗不安薬の減薬はアシュトンマニュアルを参考にしています。

一番大事な事は、患者さん自身がしっかりとした知識をもち、医者任せにしない事です
そしてあらゆる病気の可能性を模索する事です。

もし私が本当にうつ病になった場合、症状が軽ければ、病院には行かず、会社を休み、自宅でしっかり療養します。

比較的ネットで有名なうつ病ドリルを参考にすると思います。

症状がよほどひどければ、過去に経験した「修正型電気けいれん療法」を選択します。

皆さんも一つしかない自分の体の事です。くれぐれ大切にいたわってください。

そして日本の精神医療のあり方がより進歩、発展する事を願います。

本当はもっと言いたい事がありますが本日はここら辺でやめておきます。

では。

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